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登山記録 石裂山01
基本情報
(装備・その他は、余裕があれば持ちたいものです)登山記録 | 石裂山01 | 日付 | 2014.11.22(日帰り) | |
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山/標高 | 石裂山/879.4m 登山口/約380mくらい | 天候 | 曇~晴 | |
登山ルート |
加蘇山神社P ~ 竜ヶ滝休憩舎 ~ 千本カツラ ~ 中の宮跡 ~ 奥ノ宮 ~ ヒゲスリ岩 ~ 主稜線出合 ~ 東剣ノ峰 ~ 西剣ノ峰 ~ 石裂山 ~ 月山 ~ 竜ヶ滝休憩舎 ~ 加蘇山神社P |
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登山道 |
前半の行者返しまでと、後半の月山から下り東尾根から右へ下ってから先はずっと沢沿い的な道 鎖場:行者返し、痩せ尾根:奥ノ宮~ヒゲスリ岩、長いハシゴ:東西・剣ノ峰からの下り |
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行動時間 | 約3時間45分 | 所在地 | 栃木県鹿沼市上久我 | |
関連記録 | なし | |||
装備 | 必携 | 基本装備+ / 防寒着(この時期寒い) | ||
その他 | 杖、水筒(HOT) | |||
アクセス | 登山口 | 加蘇山神社の前.駐車場あり.バスは加蘇山神社の社務所前まで. | ||
車 |
東北自動車道・鹿沼ICから距離24km. 何処から来るにしても神社最寄の県道240を目指して進む. |
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電車 |
新鹿沼駅(東武日光線):距離17.5km.バス「リーバス上久我線」で40分 鹿沼駅(JR日光線) :距離18.5km.バス「リーバス上久我線」で50分 |
登山ルート・地図
(精度の悪いGPSログを参考にしたので実際とは違う箇所も多いかと…ご参考までに…)登山ルート・詳細
(時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次のポイントまでに要した時間)日付 | 主要ポイント | 時刻 | 移動 | 休憩・他 | 備考 |
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11/22 | 神社前P | 07:35 | 19分 | 15分 | 神社で大スギの観賞 |
竜ヶ滝休憩舎 | 08:09 | 6分 | 10分 | 着替えや滝の見物など | |
千本カツラ | 08:25 | 13分 | 10分 | 千本カツラの観賞 | |
中の宮跡 | 08:48 | 12分 | - | 行者返しは目の前 | |
奥ノ宮 | 09:00 | 18分 | - | - | |
ヒゲスリ岩 | 09:18 | 10分 | - | - | |
主稜線出合 | 09:28 | 06分 | - | - | |
東剣ノ峰 | 09:34 | 12分 | - | - | |
西剣ノ峰 | 09:46 | 16分 | - | - | |
石裂山 | 10:02 | 7分 | 15分 | 休憩 | |
月山 | 10:24 | 13分 | - | - | |
東尾根から南へ | 10:37 | 30分 | - | 写真42の地点 | |
竜ヶ滝休憩舎 | 11:07 | 13分 | - | - | |
神社前P | 11:20 | - | - | - | |
行動時間合計 | 3時間45分 | 2時間55分 | 50分 |
神社を過ぎ、ほぼ沢の左側を進んでいく。 沢にかかる橋を5つ過ぎると(3つめの橋で清滝(写真05))、立派な大スギが並び立ち、 その先は左側の斜面にまだ背の低い植林が続く(害獣避けのような柵で覆われている)。 しばら進めば竜ヶ滝前の休憩舎である。 この日は予想より暖かく、私はここで着替えをした。
休憩舎手前を右へ下りていくと竜ヶ滝の前に出られる。 休憩舎からすぐ先に、月山への分岐がある。ここを左へ進めばすぐに千本カツラだ。 千本カツラから先、沢の左側を進むとやがて右へ曲がる箇所(写真11)へ出る。 ここから行者返しの前にある中の宮跡は近い。
行者返しの鎖場は、垂直でなく傾斜していて凹凸が多い。鎖を使って慎重に登れば難しくないと思う。ただし濡れていると危険だろう。 奥ノ宮は、石裂岩の岩屋?の中あり、ハシゴで四つん這い気味に往復する。 奥ノ宮の上の方に、巻き登って行く痩せ尾根から至る鉄の通路が見える。
奥ノ宮前から左に巻いて痩せ尾根を登る。痩せ尾根の取付き(写真18)は急傾斜で、また尾根上は右が切れ落ちている。 尾根上に出て鉄の通路や鎖場(写真19)を越えて進むばヒゲスリ岩。この先は平坦だが横の切れ落ちた道を、 鉄の通路や、トラバース気味に進む狭い箇所を進んでいく。ヒゲスリ岩から先の鉄の通路が、奥ノ宮の前から見えていた? この付近では過去に転落事故があったらしいので用心したい。
ヒゲスリ岩から切れ落ちた山腹を進み終われば、主稜線前の広い斜面(写真22に出る)。ここをジグザグに登って行けば主稜線出合。 西がヒノキ植林の尾根を進めばすぐに、東剣ノ峰で、その後に続く長いハシゴ(写真25)の下り。落差が大きく高度感のある場所だ。 1段ずつ急がず慎重にマイペースで下った。ハシゴからハシゴへ渡る箇所にも注意したい(写真26)。 下り終われば西剣ノ峰への登りだ。
東剣ノ峰の長いハシゴを下り、登りかえせばすぐに西剣ノ峰。東に少し進むと展望地。 北の御沢峠への下りにある長いハシゴは、東剣ノ峰からの下りのハシゴより傾斜は緩いが、 長さがあるので油断しない。 御沢峠から急登し、やがて尾根の右側(東)をしばらく進めば石裂山への分岐へと出る。 石裂山へは主稜線上の分岐から往路となる。
石裂山から月山まで主稜線を北に10分ほど進めば着く。 月山の鳥居の先から急坂を下り、鎖と標識のある場所(写真40-41)からしばらく過ぎれば道は平坦になり、 やがて尾根上の東から、山腹の右(南)へ進路を変える場所(写真42)へ出る。 こかからジグザグに下ってゆく。石の祠(写真43)や簡易な鉄階段(写真45)のある場所を過ぎれば、 倒木の多い杉林へ入り、竜ヶ滝前の分岐は近い。
登山の写真
(写真を選択すると大きな画像で閲覧できます)
鳥居をくぐって加蘇山神社の奥からも、左の道からも進める.神社からがお勧め
先ずは参拝.左奥の門の先が山道へと続いている
門の両脇に立つ御神木を拝観しながら山道へと進む
最初の橋で沢を渡る手前に社のある場所.風雪で痛み気味で心配
3つ目の橋で沢を渡る地点に、小さな清滝がある
しばらく沢の左側の道を進めば竜ヶ滝の手前の休憩舎.右へ下りると滝
休憩舎の前から右へ下りればすぐに竜ヶ滝.杉の倒木が多い
休憩舎のすぐ先の分岐.右が帰路に通る月山からのルート.左へと進む
分岐から千本カツラは近い.カツラの周囲を動き回り鑑賞した
しばらく沢の左側を進む.神社のスギやカツラを見るために来る価値はある
右に少し曲がる地点.ここから行者返しはもうすぐだ
杉の大木の間を通ってここに.中の宮跡の向が行者返しだ
垂直でなく傾斜があり凹凸が多く登り難くない.濡れていると滑りやすく危険
石裂岩のある奥ノ宮.上の尾根へは、左に巻いて痩せ尾根を登って進む
左へ巻いて痩せ尾根に取り付き登ってゆく
奥ノ宮前から見上げた痩せ尾根.ヒゲスリ岩から先はトラバース気味に進む
奥ノ宮.入山の挨拶をする.ここに至るハシゴは四つん這い気味になる
左に巻いた先の痩せ尾根の取り付き.ここから狭い急坂になってくるので注意
尾根に出た先の通路と奥に鎖場.右側が切れ落ちているので注意
痩せ尾根はヒゲスリ岩から先トラバース気味な感じで進んでいく
横が切れ落ちている.トラバース気味に進む箇所あり.先は奥ノ宮の上か
広い主稜線への取り付き.テープや標識を目印にジグザグに登ってゆく
左(西側)にヒノキ植林が広がっている
ここがそうだろうか? すぐに長いハシゴの下りへと至る
東剣ノ峰の先、西剣ノ峰とのコルへ下りる長いハシゴ.一段ずつマイペースで
中間地点.ハシゴからハシゴへ渡る地点でもご用心!
ここの御沢峠への下りでも長いハシゴがある.東へ少し進むと展望台
西剣ノ峰の展望台.ここから目の前に石裂山が見える(山頂は見えていない?)
西剣ノ峰から御沢峠への下り.東剣ノ峰のハシゴより傾斜はゆるいが油断しない
標識の立つ東側.背後の西側へは粟野方面への山道があるようだ
西側の粟野方面.下山禁止とな!? 気になるルート
北側.しばらく登ってから尾根の東側を巻いて進んでいく
尾根の分岐から西へ石裂山、北へ月山.山頂は近い!
頂上と標識.ちょっと休憩とする
日光の山並が見える.男体山や冠雪している白根山など
おにぎりを食す(下は標石).今日は良い日だ…
主稜に戻り東がヒノキ植林の尾根をしばらく進めば月山.社が悲惨な状態…
山頂になんとタバコの吸い殻入れがある!いいの!?心配だ…
北側は開けている.日光の男体山などが見える
月山から鳥居をくぐり東の尾根をしばらく下ると標識のある場所.ここには…
ここには鎖場もある(写真40の地点)
更に進むと尾根道は終わり、植林の山腹へ(南)下る地点へ出る
ヒノキ植林の斜面が終わってくると祠のある岩.その下は鎖場
社前(写真43)は鎖のある斜面の下り
しばらく進んだ先の下り.階段は不安定だったので手も使った方が安全だ
倒木の目立つスギ林の中をしばらく進む.人の通れる空間分は払われている
階段のある地点(写真45)から10分程度で竜ヶ滝の先の分岐点へ戻ってくる
登山の雑記
石裂山の魅力は、巨木、鎖場、痩せ尾根、長いハシゴ、そこそこの展望と、変化に富んだ山行が、往路3時間半ほどで楽しめることでしょうか。
楽しさにはスリルも加わっているようで、特に、奥ノ宮から先の痩せ尾根と、東剣ノ峰からの下りの長いハシゴがスリリングです。
ここでは転落するとリプレイが難しいので緊張しながら通過しました。楽しくとも、気楽には登れません…。
私が一番楽しみにしていたのは、実は登山よりも巨木の鑑賞で、登山口の加蘇山神社の大スギと、山道途中の千本カツラは素晴らしいです。実に神秘的です。
巨木の写真は以下をご覧ください。
>>加蘇山神社の大スギ
>>加蘇山の千本カツラ
なお、奥ノ宮から先の痩せ尾根~ヒゲスリ岩の前後?では、過去に登山者の転落事故があったようです。ですので、石裂山へ初めて登られる方は特にご注意ください。
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