• TOP
  • 巨木
  • 登山
  • 渡良瀬
  • 旅日記
  • 更新履歴
  • PR
  • 登山TOP / 福島 / 額取山(01)

    登山記録 額取山(01)

    基本情報

      (装備・その他は、余裕があれば持ちたいものです)
    登山記録 額取山(01)
    日付 2021.04.01
    山/標高 額取山(1009m)
    天候 曇(山頂直下には残雪)
    所在地 福島県郡山市逢瀬町(山頂から北側は熱海町)
    登山ルート 滝登山口~山頂
    行動時間 約2時間20分(休憩含む)
    登山ルート
    (詳細)
    林道~(車)~滝登山口~熱海登山口分岐~額取山頂(往復)
    装備補足 登山用 基本装備以外特になし、残雪期なので軽アイゼンは必要、登山者が少ないので熊鈴なども必携
    その他 登山口まで続く林道は弘法清水からしばらく先は未舗装となる(降雪時は危険)
    アクセス 登山口 滝登山口(駐車スペースあり)
    東北自動車道・郡山ICから約9km、郡山駅から約15km
    バス 東山麓、夏出薬師堂の近くにあったバス停夏出(福島交通)は廃止されたようだ
    関連情報 ■外部ウェブサイト
     [1] 郡山市観光協会 :額取山や周辺観光の情報など
    ■少遠景の記録
     [2] 夏出の大イチョウ:額取山の東山麓、夏出集落にある薬師堂に立つ大イチョウ

    登山ルート・地図

      (地図中の軌跡は地図を参考に作成)

    登山ルート(滝登山口~山頂)

      (時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次の地点までに要した時間)
    日付 主要地点 時刻 移動 休憩・他 備考
    04/02 滝登山口 06:17 00:24 --:--
    熱海登山口分岐 06:41 00:52 --:--
    額取山 07:33 00:34 00:17 休止、天気が優れないので長居しない
    熱海登山口分岐 08:24 00:15 --:--
    滝登山口 08:39 --:-- --:--
    合計 2時間22分 2時間05分 17分
    滝登山口~熱海分岐

    林道からの登り始めと、熱海登山口の手前にある九十九折のところが少し急坂。 九十九折が始まる前に道は右側に曲がる。 途中に道が少し平坦気味になるところもある。 特に危険箇所はない。 赤松や広葉樹に覆われた中間地点あたりでは、落葉の冬期は木々の合間から西に額取山の山頂が見えるだろう。

    熱海分岐~山頂

    ほぼ尾根の直上を山頂まで真っ直ぐ住んでいく。特に危険箇所はない。 分岐から国土地理院地図上の標高734m地点まで登ったあとは少し下る。 その先でもアップダウンが少しある。 山頂の手前から急坂で、このあたりから残雪があった。 4月上旬は軽アイゼンは必携な時期だろう。

    写真・額取山の様子

    01:駐車場 額取山_01

    登山口の手前にある駐車スペース.奥の林道終点にも駐車スペースがある.

    02:滝登山口 額取山_02

    手前の駐車場から近い.標識には額取山まで2.5kmとある.

    03:>>熱海分岐 額取山_03

    中間地点は赤松や広葉樹に覆われている.落葉時は西側に山頂が見える.

    04:△熱海分岐 額取山_04

    手前は九十九折の少し急坂となる.分岐から右手(東)に熱海登山口.

    05:△熱海分岐 額取山_05

    額取山まで1.6km、滝登山口まで1.2km、熱海登山口まで2.4km

    06:>>額取山 額取山_06

    熱海分岐から734mの小ピークを過ぎると少し下って登り返す

    07:>>額取山 額取山_07

    797m地点あたりを過ぎると笹が多くなってくる

    08:>>額取山 額取山_08

    山頂手前から急坂が続く、このあたりは残雪が多い

    09:>>額取山 額取山_09

    山頂の少し手前、東側に展望が開ける地点.中通りに広がる郡山市外が見える.

    10:>>額取山 額取山_10

    写真09の部分拡大.高層ビルのビッグアイは地上24階133m、県内一高い建物.

    11:△額取山 額取山_11

    標高1008.7mの山頂.素晴らしい大展望地だが当日は雲に覆われた.

    12:△額取山 額取山_12

    北側の展望.左に川桁山の山塊、右奥に安達太良山の山塊.

    13:△額取山 額取山_13

    写真12の部分拡大.磐越自動車道.行き交う車がよく見えた.

    14:△額取山 額取山_14

    南西方面の展望.左奥の大将旗山へと続く尾根.

    15:△額取山 額取山_15

    山頂の少し西側にケルン.磐梯山と猪苗代湖の展望が素晴らしい…はず.

    16:△額取山 額取山_16

    山頂から北西側の展望.磐梯山が雲隠れ.

    17:△額取山 額取山_17

    山頂から北西の展望、天鏡湖こと猪苗代湖の北側周辺.

    18:弘法清水 額取山_18

    下山後、東山麓の登山口の手前にある弘法清水に寄ってみた

    19:弘法清水 額取山_19

    左奥の山谷の沢から流れてくる.地元の人が水を汲みに来ていた.

    20:弘法清水 額取山_20

    心癒される景観のところ.下山後の立寄りをお勧めする.

    21:夏出薬師堂 額取山_20

    東山麓の夏出集落、薬師堂の御神木は県内有数の大イチョウ (詳細)

    登山の雑記

     まだ冬が色濃い春の福島でプチ登山。 額取山を選んだ理由は、短時間で登れて展望が優れていること。 そして滝登山口の立地が、中通り地方の中央部に面していること。 ササッと登った後は、郡山市、本宮市、二本松市、三春町へと巨木と桜を巡る計画でした。

     特に注意すべき箇所のない登山コースでしたが、山頂直下には残雪。 持ってきた軽アイゼンを使わず、 爪先や踵のエッジを効かせることで、特に問題なく通過できました。 山頂から先、大将旗山まで続く尾根にも残雪。 この山域、4月までは軽アイゼンは必携です。

     当日の天候は曇り空。期待していた山岳風景、安達太良山、磐梯山、飯豊連峰、那須連峰は雲隠れ。 それでも天鏡湖こと猪苗代湖の姿を拝むことはできました。 見えるのは湖の北側あたりだけでも、山々に囲まれた美しく神秘的な景観には大いに感動。 再訪する機会があれば、今度は御霊櫃峠から登ってみたいと思っています。

     ちなみに額取山の名前は、八幡太郎こと源義家が元服の儀式として、 額を剃った(額を取る)故事に由来するとか。 ここで!? 都(京大阪)で育ったときに元服は済ませたはずでは…。 なお、尾根伝いの御霊櫃峠側にある大将旗山も、義家が旗を掲げたという故事に由来するそうです。

     下山後は東山麓にある2つの場所、弘法清水と夏出薬師堂への立寄りをお勧めします。 弘法清水は、地元の方々もよく汲みに来ている名水。 清らかな沢は心癒される空間です。 夏出薬師の境内にある御神木は、県内有数の大イチョウ (詳細) 。額取山は麓も含めて魅力的な山でした。