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登山記録 身延山(01)
基本情報
(装備・その他は、余裕があれば持ちたいものです)登山記録 | 身延山(01) | |
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日付 | 2019.03.28 | |
山/標高 | 身延山(1153m) | |
天候 | 曇天 | |
所在地 | 山梨県南巨摩郡身延町身延(身延山久遠寺) | |
登山ルート | 駐車場~東参道~山頂奥之院~西参道~駐車場 | |
行動時間 | 約4時間8分(休憩含む) |
登山ルート(詳細) | ■登り・東参道:駐車場~久遠寺本堂~丈六堂~大光坊(25丁)~法明坊(40丁)~奥之院 ■下山・西参道:奥之院~感井坊~千本スギ~松樹庵~妙石坊~西谷~三門~菩提梯~本堂~駐車場 | |
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装備補足 | 登山用 | 基本装備以外は特になし、念のため軽アイゼンを持参(不要だった) |
その他 | 野生動物の痕跡があるので熊鈴など携帯したほうがよい(何度か鹿と遭遇) | |
アクセス | 登山口 | 東参道は本堂の背後(ロープウェイへの入口付近)、西参道は妙石坊 |
車 | 中部横断自動車道・増穂ICから約26km(身延山有料駐車場までの場合) | |
バス | 身延駅から山梨交通バスの身延山行きの路線、終点で下車 | |
関連情報 | ■公式サイト [1] 身延山久遠寺公式サイト:お寺や行事の案内の他にも情報量が多い [2] 身延山ロープウェイ :登山の情報あり [3] 身延町公式サイト :桜と初詣の時期に伴う久遠寺周辺の交通規制について参考 ■少遠景の記録 [4] 身延山久遠寺の巨木 :日蓮聖人お手植え杉、枝垂桜、千本スギなど詳しく紹介 |
登山ルート・地図
(地図中の軌跡は地図・GPSを参考に作成)登山ルート(移動時間と道中解説)
(時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次の地点までに要した時間)日付 | 主要地点 | 時刻 | 移動 | 休憩・他 | 備考 |
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03/28 | せいしん駐車場 | 05:55 | 00:04 | --:-- | |
本堂前 | 05:59 | 00:20 | 00:08 | 伽藍や枝垂桜を拝観 | |
丈六堂 | 06:27 | 00:24 | --:-- | ||
大光坊 | 06:51 | 00:22 | 00:03 | 小休止 | |
東参道36丁目 | 07:16 | 00:14 | --:-- | ||
法明坊 | 07:30 | 00:18 | 00:03 | 小休止 | |
奥之院 | 07:51 | 00:24 | 00:17 | 小休止と拝観 | |
感井坊 | 08:32 | 00:10 | --:-- | ||
千本スギ | 08:42 | 00:17 | 00:03 | スギ見学 | |
林道分岐 | 09:02 | 00:13 | --:-- | ||
松樹庵 | 09:15 | 00:18 | --:-- | ||
妙石坊 | 09:33 | 00:15 | --:-- | ||
三門 | 09:48 | 00:10 | 00:01 | 三門の番犬に挨拶 | |
本堂前 | 09:59 | 00:03 | 00:01 | 下山の報告の礼拝 | |
駐車場 | 10:03 | --:-- | --:-- | ||
合計 | 4時間8分 | 3時間34分 | 34分 |
久遠寺の門前では参拝者が激増する桜と初詣の時期に交通規制が行われる。 詳細は身延町公式サイト [3] を参照。 マイカー利用であれば、交通規制の開始時刻前の早朝に訪れるこをお勧め。 通行止めとなる前に、本堂の西側にある「せいしん駐車場」か、三門の手前にある「仲町有料駐車場」まで乗り入れできる。
奥之院まで50丁ある東参道の中間、25丁目にある大光坊までは舗装道。 本堂の背後からスタート、緩やかな林道が続いていく。 手前に石仏石塔群のある丈六堂から先、少し道の傾斜が増す。 大光坊の境内は広く山頂が見える。休憩所があるので小休止によい場所。 大黒堂には日蓮聖人の作と伝わる大黒天が祀られている。
大光坊から先は未舗装。鬱蒼とした杉林の中を登って行く。 始めは緩やかな道だが、尾根上に出ると少し傾斜が増していく。 36丁目あたりから杉の巨木が多く見られるようになり、40丁目の法明坊までは東参道で特に傾斜のある区間。 法明坊から少し登り続ければ傾斜は緩くなり、南の山腹を辿る。終点の奥之院入口に東側展望台がある。
ロープウェイ山頂駅の先から西尾根の道を下って行く。 道幅は広く歩きやすい林道。所々で小走りで歩けた。 感井坊から西側には、七面山への登山口のある赤沢まで山道が続いている。
感井坊から先は道幅の広い歩きやすい林道を延々と下って行く。 途中、10分ほどの地点にスギの大木が立ち並ぶ千本スギ。 松樹庵の手前には、林道をショートカットする登山道あり。 入口に標識があるので見落とさないように。 下りきると再び松樹庵の背後にある林道へ出る。
松樹庵から林道へ出た先で、再び林道をショートカットする登山道あり。 林道へ合流したすぐ先に、妙石坊の背後へ続く登山道もある。 この2地点には標識があるので見落とさないように。 妙石坊は日蓮聖人が座って説法した高座石のある塔頭。 また身延山の西参道の登山口であり、感井坊を経由する七面山への登山口でもある。
妙石坊から先は道なりに東へ。塔頭の多い西谷を歩いていく。 三門に着くまでの途中、日蓮聖人の草庵跡と墓所のある御廟所に立ち寄ることをお勧めしたい。 ここが日蓮聖人による久遠寺草創の場所である。
写真・身延山の登拝の様子
国土地理院地図上に移動の軌跡を表示.東参道と西参道の周回.
本堂の東側、せいしん駐車場.リフトで本堂前まで登ることも.
まずは本堂前で礼拝.本堂伽藍は五重塔の他、立派な堂塔が立ち並ぶ.
本堂伽藍の境内図
「久遠寺の枝垂桜」 .祖師堂と身延山を背景に立つ姿が美しい.
せいしん駐車場から本堂横からは、塔頭と桜の多い西谷を見渡せる.
本堂の背後に続く東参道入口.左にロープウェイへの入口.
参道入口付近から見えるロープウェイの軌道と山頂付近
途中で左に八幡神社との分岐.神社の先で道は合流する.
途中で左に十如坊(鬼子母神堂)との分岐.コースは右.
丈六堂の少し手前にある瘡守稲荷.社の前にイチョウの巨木が立つ.
丈六堂の前にある膨大な数の石塔と石仏
徳川家康側室お万の方が寄進の釈尊像が祀られているお堂
東参道の25丁目、大光坊の入口.モミの巨木がある.
境内にある大黒堂.日蓮聖人の自作と伝わる大黒天が祀られている.
境内にある三光堂.寛文5年に徳川重郷が建立したと伝わる.
境内にある相輪塔.左奥に参道は続く.この先から道は未舗装.
東参道の36丁目.このあたりから杉の大木が多くなってくる.
法明坊の10分ほど手前にスギの巨木が多い
東参道の40丁目にある法明坊.小休止によい.
法明坊のすぐ先.徳川家康の側室、お万の方が寄進したという社.
奥之院が目の前の地点.左手に展望が開けている.
天子山地の奥に富士山の姿.天候が優れず雲隠れしているが….
東参道のゴール地点.奥之院の庫裡と休憩所が見える.
東参道の終点付近にある南側展望台からの眺め.眼下に本堂伽藍も見える.
思親閣へ続く石段の両側には 「日蓮聖人お手植え杉」 が並ぶ
思親閣の手前にそびえる仁王門
奥之院の思親閣.背後に身延山頂、北側展望台がある.
ロープウェイ山頂駅の側にある東側展望台.富士山が見える.
西参道終点付近にある七面山展望台から七面山の眺め
西参道の追分との分岐点の尾根上にある感井坊.修復工事中であった.
感井坊から東へ南へ山腹の林道を下って行く
西参道にある見所のひとつ 「千本スギ」 .感井坊から近い.
道が谷間に差し掛かる地点に大スギがある
林道から右手に進み山道をジグザグに下る
さきほどの分岐から下りきると松樹庵の背後に出る
日蓮聖人が奥之院登詣の途中、松の木に袈裟を掛けたと伝えられる場所
松樹庵は好展望地でもある.本堂伽藍と西谷を遠望できる.
本堂伽藍と西谷の部分の拡大
松樹庵から下るとすぐに林道と合流.左手に進む.
松樹庵から林道をしばらく進んだ先で右手の山道を下る
林道から妙石坊へ続く参道の分岐.標識と大杉が目印.
山道はすぐに妙石坊の背後に出る.扉は開閉可.
日蓮上人が座って説法した高座石がある塔頭
妙石坊から道なりに東へ歩けば三門の前に来る
三門の番犬.行儀がよく参拝者たちを静観している.
三門から菩提梯の石段へ続く杉並木
287ある石段.身延山登拝コースで特に急な区間だ.
下段から見上げても、上段から見下ろしても壮観である
登山の雑記.憧憬の身延山久遠寺
身延山久遠寺は日蓮宗の総本山。 日蓮聖人による文永11年(1274)の開創で、晩年の聖人が入滅される年まで教導に終始した霊場 [1]。 全国各地から大勢の信徒や参拝者が訪れる聖地です。 私も以前から参拝したいと考えていました。 山頂と麓に拓かれた荘厳な大伽藍。 自然豊かな広大な山内には、数多くの巨木と塔頭(小寺院・末寺)を巡る登拝道。 山頂の大展望では、富士山や南アルプスに、麓の門前町を見渡すことが。 そして桜の名所でもある。 信徒の方でなくても十分に過ぎる聖地。 心身が洗われる身延山の登拝でした。
登山の雑記.再訪の課題
思い残すことがあった身延山の登拝。 山頂にある北側展望台に立ち寄るのを忘れたことと、 事前の調査不足から御廟所に参拝しなかったことです。 御廟所は西谷にある日蓮聖人の草庵跡と墓所のあるところ。 山頂を踏まず、久遠寺草創の聖地にも寄らずに帰ってしまった。 恥ずかしいです…。 再訪する際の課題。 他にも西谷にある塔頭のひとつ、本行坊にはイチョウとスギの巨木があるらしいので、併せて参拝したいと考えています。
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