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登山記録 芝山(01)
基本情報
(装備・その他は、余裕があれば持ちたいものです)登山記録 | 芝山(01) | |
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日付 | 2022.04.24 | |
山/標高 | 芝山 (818.9m) | |
天候 | 曇 | |
所在地 | 福島県いわき市三和町上三坂水田 (主稜線から西は古殿町) | |
登山コース | 富士見台コース~山頂~芝山遊歩道 | |
行動時間 | 約1時間30分 (休憩含む) |
登山コース(詳細) | 登山口 (芝山遊歩道の入口)~登山コース分岐~富士見台コース入口~迎清水~一本ブナ~芝山観音~山頂展望台~猿子平~芝山遊歩道~登山コース分岐~登山口 | |
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装備補足 | 登山用 | 基本装備以外は特になし |
その他 | 低山のため下草と低木の枝葉が茂る夏季は藪っぽくなるので避けた方がよい | |
アクセス | 登山口 | 芝山遊歩道入口 (広い駐車場あり、公衆トイレなし) |
車 | あぶくま高原道路・平田ICから約13㎞、磐越道・いわき三和ICから約23㎞ | |
バス | 運行中の路線は不明、タクシー利用など、磐越東線・夏井駅から約14㎞ | |
関連情報 | [1] 芝山の一本ブナ :当山の富士見台コース上にあるブナ巨木の詳細 [2] 新田の大山桜 :近辺の巨木 (いわき市三和町)、県内有数のヤマザクラ巨木 [3] 越代のサクラ :古殿町にあるヤマザクラ巨木、森の巨人たち百選 |
登山コース地図と標高グラフ
(地図中のコースはGPXファイルから作成)距離:4.1km, 登り:318m、下り:250m
移動時間と主要区間の説明
(時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次の地点までに要した時間)日付 | 主要地点 | 時刻 | 移動 | 休憩・他 | 備考 |
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04/24 | 登山口 | 08:04 | 00:08 | --:-- | |
登山コース分岐 | 08:12 | 00:14 | --:-- | ||
一本ブナ | 08:26 | 00:06 | 00:08 | ブナを撮影 | |
芝山観音 | 08:40 | 00:13 | --:-- | ||
山頂展望台 | 08:53 | 00:04 | 00:04 | 景色を眺める | |
猿子平 | 09:01 | 00:20 | 00:05 | 入口から奥まで歩く | |
登山コース分岐 | 09:26 | 00:05 | --:-- | ||
登山口 | 11:56 | --:-- | --:-- | ||
合計 | 1時間27分 | 1時間10分 | 17分 |
駐車場の隅にある芝山遊歩道の入口から、しばらく小湿地の趣ある林を歩き、 やがて林道との交差を過ぎる。 再び林道と交差するところで、林道を右手に富士見台コースへ。 林道が未舗装となってすぐ先、左手に登山道の入口。 植林に覆われた坂を、所々でジグザグに登っていき、 迎清水のすぐ先に一本ブナがある。
一本ブナから先、山頂から北に延びる尾根の主稜線へと入り登っていく。 ここから先は広葉樹の自然林が多い。 新緑や秋の季節はいっそう美しかろう。 芝山観音からしばらく登り続ければ、標高800m前後の主稜線上となり、 山頂までアップダウンが少ない尾根歩きとなる。
山頂から南へ下って猿子平へ。 この広場の東端、石碑がたつところに芝山遊歩道の終点があり、辿って下山する。 概ね林道と並走するようなコースである。 途中、富士見台コースとの分岐点に戻るまで、林道と交差するところが3か所ある。 3か所目があるところ、林道が大きくカーブする地点は、牧場の眺めがよい展望地である。
写真・芝山の様子
地形図に登山コース上を歩いた軌跡 (GPX) を重ねたもの
芝山遊歩道の入口.広い駐車場の角にある.
登山口にある案内図
最初に舗装林道と交差するところ
2回目の林道の交差地.左が芝山遊歩道で…(続く).
右が富士見台コース.すぐ先で未舗装の林道となる.
未舗装の林道を少し進んだ先に富士見台コース入口
一本ブナの少し手前にある小さな清水
堂々たる立姿の大ブナ.詳細は「 巨木巡りの記録 」をご覧あれ.
一本ブナから少し先の地点.朽ちたブナ大木の根本が残る.
一本ブナから先、北尾根の主稜線に登り出したところ
観音様の御尊顔のアップ
富士見台コース終点、山頂に建つ立派な木造の展望台
東側の展望.眼下に広がる牧場の緑が鮮やか.
南側の展望.猿子平の広い台地が前景.
西側の展望.北側は手前に木々が多く、さほど展望は開けていなかった.
山頂から南にある広い台地.矢印の地点が芝山遊歩道の終点.
猿子平にある芝山遊歩道の終点.石碑が目印.ここから下山.
猿子平から芝山遊歩道を下って最初の林道交差
芝山遊歩道を下って2回目の林道交差.奥で山道へ.
芝山遊歩道を下って3回目の林道交差、牧場の展望地がある
モッコちゃん (牛) たちの拡大
牧場展望地から先、少し林道を歩き右手に山道へ入る
そして富士見台コースとの分岐点まで戻ってくる
登山の雑記
福島県の南東部で巨木巡りを計画しているとき。 GoogleMap上に気になるアイコンを見つけました。 いわき市と古殿町の境にそびえる芝山に「ブナの広場」なるものがある。 気になり調べてみると「 一本ブナ 」と呼ばれるブナ巨木があることを知りました。 山頂から北に伸びる尾根の先、登山道の富士見台コース上にある。 これは行くしかない。 せっかくなのでハイキングコースを一周してみました。 すると芝山、見事なブナ巨木を含め、予想以上に楽しむことができました。 標高約819m、短時間で登れる低山ですが、立派な展望台のある山頂は大展望。 主稜線上は広葉樹の自然林に覆われてよい雰囲気です。 そして東山麓には、いわき市営の広い牧場があり、牧歌的な風景も楽しめる (一般の立入禁止)。 また、山頂からすぐ南の台地、猿子平には車でアクセス可能で、キャンプ場としても利用できる。 家族連れの方も観光目的の方も楽しめる、よい低山だと思いました。 さて、芝山に訪れるきっかけとなった「ブナの広場」について。 一本ブナと芝山観音の中間地点にあるところ。 実際にいってみると、さほど広い場所ではなく、目立つようなブナの姿はない。 よくみると、一隅に朽ちたブナ大木の根本が残っている。 このブナがそびえていたころ、つけられた名前なのでしょう。 どのような姿だったのか。 材木や薪、スギ植林のために伐採が進む以前は、 当山にもブナ大木の茂る森が広がっていたのかもしれません。
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