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栃木県の猫神様めぐり「日光東照宮木像 (眠り猫)」
日光東照宮木像 (日光市)
世界遺産にもなった日光の社寺。 その中心が東照宮・二荒山神社・輪王寺 [1] [2] [3] です。二荒山神社と輪王寺は、奈良時代に勝道上人の開山に発し、 日光三山 (男体山・女体山・太郎山) の神仏を崇めた山岳修験の大霊場。 江戸時代に新たに迎えた東照宮を含め、明治以前は山内一体でした。 東照宮の祭神は徳川家康。 元和3年 (1617) より神葬して東照大権現となり、国家鎮護が祈られてきました。 豪華絢爛な社殿群は国宝が多数。 三代将軍徳川家光により、現在の伽藍の形に整えられたそうです。 さて、東照宮の猫神様は、奥宮への入口である坂下門の上。 国宝の「眠り猫」と呼ばれる彫刻です。 左甚五郎の作とされる逸品。 端正かつ可愛らしい姿で、白黒柄の体毛。 眠っている表情から「日光」にかけて、日向ぼっこという説があるらしい また、ちょうど裏面には小さな2羽の雀の彫刻があります。
以下、東照宮の伽藍の様子です。 なお、撮影当日はとても混雑していたので写真は少なめ。 いつか平日の早朝に出直したい。 社殿の中でも特に、陽明門の豪華さには流石に圧倒されました。 また巨木があることも発見。 有名な「三猿」彫刻のある神厩舎のとなりには、 徳川家光の手植えと伝わるコウヤマキ。 鼓楼のとなりにはスギの巨木がありました。
陽明門の背面と左側面.分かる範囲で彫刻の龍を数えたら42頭だった.
陽明門から前.平日の10時頃だが大勢の人. 修学旅行の子供たちが賑やか.
御本社の唐門、国宝
祭礼を行う中心となる社殿の御本社、国宝. 右に進むと坂下門と眠り猫.
坂下門を過ぎて石段を登った先にある奥宮
奥宮、東照大権現となった徳川家康公の宝塔
伽藍の前に戻って、これは神厩舎の彫刻、三猿
三猿彫刻のある神厩舎の右側にコウヤマキ
このコウヤマキは徳川家光公の手植えとされる
鼓殿と本地堂の間にそびえ立つスギ
スギ、幹周5m以上、樹高20m以上のくらい
赤門手前の五重塔、国重文、文政元年 (1818) の再建
基本情報
■石碑情報 ・象容:像幅30以下、左向きの伏せた座像、眼を閉じる、体毛は白黒、周りに牡丹の花 ・年代:江戸初期の16世紀頃か? (左甚五郎作の伝承、徳川家光の奉納など) ・備考:奥宮への入口となる坂下門の彫刻、裏面には雀の彫刻がある ■所在地 :栃木県日光市山内 ■施設 :日光東照宮 ■アクセス:日光宇都宮道路・日光ICから約3km (市営西参道第1駐車場の場合) JR日光駅、または東武日光駅から約2km 西参道入口、東武バスの日光路線、JR日光駅または東武日光駅から乗車 ■撮影日 :2018.10.23
[1] 日光東照宮ホームページ :伽藍の社殿と由緒を参考 [2] 日光二荒山神社ホームページ:由緒を参考 [3] 日光山輪王寺ホームページ :由緒を参考 [4] 日光二荒山神社の御神木: 少遠景、隣接するる輪王寺大猷院 (徳川家光廟) も紹介 [5] 瀧尾神社の三本杉 : 少遠景、日光二荒山神社の別宮、清流の滝が流れる神秘的な雰囲気 [6] 日光杉並木街道の大スギ: 少遠景、国道119号線沿いの区間、杉並木で最大級、なみキング!
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