• TOP
  • 巨木
  • 登山
  • 渡良瀬
  • 旅日記
  • 更新履歴
  • PR
  • 旅日記TOP丸森町の猫神様めぐり(TOP)四反田石碑

    丸森町の猫神様めぐり「四反田石碑」

    [碑12] 四反田石碑

     当猫碑は [碑16-17] のある天神社と 丸森の大イチョウ とを南北にする間。 五福谷川の左岸の集落 (四反田) の中、子安観音堂に安置されています。 目印は境内入口に道路を挟んで位置する公民館。 道路から笹薮の奥へ踏み跡を辿っていくと、小さな観音堂と石碑群があります。

     当猫碑は丸森の猫碑群の中でも、唯一の特徴を有した猫像をしています。 体が半分ほども浮き出た立体的な彫り込みであること。 そして座像でななく立像であること。 風化が激しく細部は分かりませんが、要注目の猫碑のひとつではないでしょうか。

    [碑12] 四反田石碑-見出_01 子安観音堂への入口。標識など目印はない。 道路を挟んで反対側 (背後) には公民館がある。
    [碑12] 四反田石碑-見出_02 笹薮の踏み跡に入ってすぐ右手側に石碑群と観音堂がある。
    [碑12] 四反田石碑-見出_01 小さな子安観音堂。
    [碑12] 四反田石碑-見出_04 観音堂の手前の石碑群に [碑12]。
    [碑12] 四反田石碑-見出_05 [碑12] の正面。他の猫碑群よりも、より立体的な彫り込みである。
    [碑12] 四反田石碑-見出_06 画像加工、輪郭を上書きして強調。 全体的に丸い。頭は大きく、四肢は太く短い。 左後ろ足に尻尾が重なっているのかも。

     この猫碑、子猫の姿なのではないでしょうか。 他の猫碑群に比べて、頭が大きく、四肢が太く短い。 子猫の頭身に近いのです。 そして子安観音に安置されているという、立地も頷けるもの。 子猫の供養および成長と長寿などを祈願したものかもしれません。

    基本情報

    [碑12] 四反田石碑

    ■石碑情報 :( 番号 / 造形 / 高さ / 年代 )
           --------------------------------------------------------
           [碑12] / 立像・浮彫 / 29cm / 不明 (明治期の推定)
    ■所在地  :宮城県伊具郡丸森町四反田
    ■施設   :子安観音堂
    ■アクセス :車、東北道・国見ICから約27㎞、常磐道・新地ICから約15㎞
           鉄道、阿武隈急行・丸森駅から約5㎞
    ■駐車場  :なし、近くの公民館前に駐車スペースがあるが…