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    22番札所・栄福寺

    札所について

    札所番 第二十二番札所 山号・寺号 西陽山 栄福寺(童子堂)
    宗派 真言宗豊山派 御本尊 聖観世音菩薩
    来歴・伝承 淳和天皇の弟にあたられる伊予親王の菩提を弔うために、 遍照僧正が大同二年(807)にこの地の領主に堂字を建立させたのが寺の草創である。 延喜十五年に、幼子の間に天然痘が蔓延したが、観世音の霊験によって疫病は退散したという。 この事から、幼児の病気平癒にも御利益があるとされ、童子堂の名はそれにちなんでいる。
    極楽を ここで見つけて わらう堂 後の世までも たのもしきかな
    補足 他の札所の場所はトップページの 34札所全体図 を参照。
    茅葺屋根の仁王門に安置されている仁王像は、厳めしさの薄い愛着の湧く表情をしている。
    所在地 埼玉県秩父市寺尾3600
    地図

    札所の写真

    2011年9月。風格のある立派な本堂。風神、雷神、鳳凰?の彫刻が見事。
    観音堂。2014年9月。12年に一度の午(ウマ)歳の総開帳のとき。御本尊の観音像を安置した厨子の扉が開かれ、 観音像と繋がった5本の紐が回向柱に結ばれている。 この柱に触ることで、観音様との御縁を結ぶことができるという。
    観音堂の側面にある額。描かれている場面は、讃岐人化犬。 昔、讃岐の国に強欲な長者がおり、托鉢に来た旅の僧に布施を与えず、僧の怒りに触れ、 僧の法力で長者の息子は犬と変化した。 その後、長者は童子堂にて祈願すると、息子は人の姿に戻り、長者は熱心な永福寺の信者となった。
    本堂。右側の窓口にて、ご朱印をいただいた。
    茅葺屋根の仁王門。2011年9月。両脇に安置されている仁王像はちょっと他では見られない造形である。素朴で愛着が湧く。
    2014年9月。2011年には、仁王門の左手前に六地蔵が立っていたが、再来したこのときは無くなっていた。
    仁王門の仁王像・阿(右)。表情に猛々しさは感じさせず、素朴な造形で愛嬌のある感じがする。「童子仁王」と呼ばれているそうだ。
    仁王門の仁王像・吽(左)。表情だけでなく、体系にも親近感を感じる。