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    19番札所・龍石寺

    札所について

    札所番 第十九番札所 山号・寺号 飛淵山 龍石寺
    宗派 曹洞宗 御本尊 聖観世音菩薩
    来歴・伝承 本尊の千手観音像は、弘法大師の作で、天皇の病の平癒のため、霊験を得て作られたとされる。 天皇の病が癒えた後、観音像は大師に、救済すべき土地があると告げ、光を放ち東の空へ飛び去った。 (飛淵山の山号はこれに由来) やがて、この地に巡錫した大師は、堂に安置された観音像と再会する。 この地で村人を苦しめていた悪龍は、観音像を堂に安置することにより、退散していったという。 その後、この地で大旱魃(カンバツ)が起きた際に、弘法大師が祈祷すると、 龍が天に昇り、この地の盤石が二つに割れて大龍雲が現れ雨を降らし山野を潤したという。
    あめつちを 動かすほどの 龍石寺 まいる人には 利生(リショウ)あるべし
    補足 他の札所の場所はトップページの 34札所全体図 を参照。
    本堂は堆積岩の岩盤の上に建てられている。境内には脱衣婆をまつる三途婆堂や、動物の慰霊の堂がある。
    所在地 埼玉県秩父市大畑町15−31
    地図

    札所の写真

    2011年9月。どっしりとした本堂。傾いてきた西陽で赤みがさしている。弘法大師の御縁が深いお寺だ。
    2011年9月。周囲には岩盤が露出している。
    観音堂。2014年9月。12年に一度の午(ウマ)歳の総開帳のとき。御本尊の観音像を安置した厨子の扉が開かれ、 観音像と繋がった5本の紐が回向柱に結ばれている。 この柱に触ることで、観音様との御縁を結ぶことができるという。
    本堂の側面にある額。描かれているは、大旱魃(カンバツ)を救うための弘法大師の祈祷により雨が降り出す様子。
    本堂の左手前に、三途婆のお堂がある。 堂の中には、猿子や、幼児の人形が置かれている。 三途の川でお守りをしてもらうのだろうか。
    本堂の右奥に、動物の霊を供養するお堂がある。