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    5番札所・語歌堂

    札所について

    札所番 第五番札所 山号・寺号 小川山 語歌堂
    宗派 臨済宗 御本尊 准胝観世音菩薩
    来歴・伝承 語歌堂と呼ばれる観音堂の創立者は本間孫八といい、慈覚大師を慕って大師作の准胝観世音像を安置する堂字を創立した。 ある夜、旅の僧が御堂を訪ね、孫八と和歌の奥義を夜を徹して大いに論じ合ったという。朝になると旅の僧は消えていた。 後に、旅の僧が聖徳太子の化身だったことに気付いた孫八は、堂の名を語歌堂とした。
    父母の めぐみもふかき 語歌の堂 大慈大悲の 誓いたのもし
    補足 他の札所の場所はトップページの 34札所全体図 を参照。
    語歌堂は無人で、近くの長興寺で朱印をいただく。
    所在地 埼玉県秩父郡横瀬町横瀬6119-2
    地図

    札所の写真

    仁王門。長興寺は、ここから200m程の位置。お寺の建物が見える近さ。
    2011年9月の撮影。語歌堂を仁王門から。伝承が素晴らしい。昔の偉人(聖徳太子)と芸術を談義し合ったという胸熱の話。
    語歌堂。2014年9月。12年に一度の午(ウマ)歳の総開帳のとき。御本尊の観音像を安置した厨子の扉が開かれ、 観音像と繋がった5本の紐が回向柱に結ばれている。 この柱に触ることで、観音様との御縁を結ぶことができるという。
    御本尊と繋がった回向柱に近づき、そっと触れる。 12年に一度の午歳に御開帳するのは、馬が観音様の眷属(ケンゾク)であることに因んでいるそうだ。
    語歌堂に他の札所とは様子の違う小僧さんが。瞳がキレイだ。これで統一してもいいんじゃないかな。
    長興寺の入口。語歌堂から200mと少しの距離にある(双方の位置から見える)。
    長興寺の立派な本堂。社務所は境内の右奥にある。
    いただいた朱印。朱印は近くにある長興寺でお願いできる(語歌堂は無人)。