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大谷石の文化財めぐり~「市街地の名建築」
国内最大級の大谷石建築・カトリック松が峰教会
市街中心部、東部宇都宮駅の東口駅前にて。 高い双塔をそびえさせ、ひときわ目を引く荘厳な建物が、 カトリック松が峰教会の聖堂です。 国内最大級の大谷石の建築で、国の登録有形文化財。 スイス人の建築家マックス・ヒンデル氏による設計で、 昭和7年(1932)に落成しました。 ロマネスク様式の意匠が凝らされた造形と、 温かな大谷石の風合いが調和した、じつに美しい聖堂です。
当日(2020年9月時点)、聖堂の中には立入れませんでした。 理由は流行している新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、 一般の見学を中止としているからです。 見学可否についての最新情報は、教会のホームページを確認してください。 告知が出ています。
宇都宮市を代表する歴史的建築・旧篠原家住宅
宇都宮の市街地を代表する歴史的建築は何か。 西の横綱をカトリック松が峰教会とすれば、東の横綱は旧篠原家住宅で決まり。 JR宇都宮駅の西口前に残る、豪商の住居を兼ねた店蔵です。 大谷石の外壁に覆われた重厚な主屋は、明治28年(1895)の建築で国の重要文化財。 市街中心部の大半が焼失した、大戦時の宇都宮空襲にも耐えた堅牢な造り。 明治時代の文化を今に伝える貴重な建物は、嬉しいことに見学可能。 主屋の他に3棟の蔵も残されている、要注目の構成文化財です。
旧篠原家住宅の石蔵
旧篠原家住宅には主屋だけでなく、3棟の立派な蔵も現存。 主屋の北側に並び建ち、西から新蔵、文庫蔵、石蔵と呼ばれいます。 新蔵は主屋と同じ明治28年(1895)の建築で国の重要文化財。 文庫蔵は嘉永4年(1851)、石蔵は安政4年(1857)の建築で、市の有形文化財。 文庫蔵は内部を見学することができました。
カトリック松が峰教会と旧篠原家住宅の基本情報
■所在地 :栃木県宇都宮市松が峰1丁目1-5 ■ホームページ:http://www2.ucatv.ne.jp/ ■見学 :一般の聖堂内の立入は不可の場合あり ■駐車場 :なし (付近の民間の有料駐車場など利用) ■アクセス :車、東北自動車道・宇都宮ICから約10㎞ 鉄道、東武宇都宮駅から200m以内、JR宇都宮駅から約2㎞ ※最新の情報は公式サイトなどを確認してください
■所在地 :栃木県宇都宮市今泉1丁目4-33 ■ホームページ:詳細は宇都宮市ホームページ内を参照 ■電話番号 :028-624-2200 ■入館料金 :\100 ■開館時間 :9時~17時 ■休館日 :毎週月曜日、12月29日~1月3日 ■駐車場 :なし (付近の民間の有料駐車場など利用) ■アクセス :車、東北自動車道・宇都宮ICから約11㎞ 鉄道、JR宇都宮駅から500m以内、東武宇都宮駅から約2km ※最新の情報は公式サイトなどを確認してください
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