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    32札所・法性寺

    札所について

    札所番 第三十二番札所 山号・寺号 般若山 法性寺
    宗派 曹洞宗 御本尊 聖観世音菩薩
    来歴・伝承 奥の院の船形をした巨巌に観音菩薩と大日如来を祀ることから、 岩船山の山号がつけられている。 本尊の聖観音像は行基菩薩の作である。 舞台造りの本堂は宝永四年(1707)の建立である。 寺には秩父札所の成立を探る重要な資料となる長享二年の札所古番付がある。 山門は札所中で唯一の鐘楼のある造りである。
    ねがわくば 般若の舟に のりをえん いかなる罪も 浮かぶときぞきく
    補足 他の札所の場所はトップページの 34札所全体図 を参照。
    観音堂の額には、船に乗った観音像の装飾がある。 奥の院の般若山の船の形をした岩稜には、大日如来像と岩船観音像が祀られている。本堂から約20分。 途中は痩せた岩尾根を進むので滑落に注意が必要である。
    所在地 埼玉県秩父郡小鹿野町般若2661
    地図・法性寺

    札所の写真

    鐘楼のある山門は、秩父札所ではここ法性寺だけだ。
    2011年9月。舞台造りの観音堂。
    観音堂。2014年9月。12年に一度の午(ウマ)歳の総開帳のとき。御本尊の観音像を安置した厨子の扉が開かれ、 観音像と繋がった5本の紐が回向柱に結ばれている。 この柱に触ることで、観音様との御縁を結ぶことができるという。
    御本尊と繋がった回向柱に近づき、そっと触れる。 12年に一度の午歳に御開帳するのは、馬が観音様の眷属(ケンゾク)であることに因んでいるそうだ。
    観音堂の額には、笠をかぶって舟に乗った観音様が。
    観音堂の側面にある奉納額。「豊島権の守の娘」 昔、豊島権守の娘が、犀が渕で悪魚に襲われた際に、 御本尊の化身が娘の母の姿となり現われて、 舟に乗せて助けたという。
    観音堂の奥には多数の石仏が安置されている。
    観音堂の前にある岩の間が奥の院への入口。大日如来像まで約20分。
    奥の院の岩に安置されている大日如来像。ここから岩尾根の反対側には岩船観音像が安置されている。 大日如来像の手間は切れ落ちた岩場なので、足場と鎖があるが慎重に行動したい。