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    17番札所・定林寺

    札所について

    札所番 第十七番札所 山号・寺号 実正山 定林寺
    宗派 曹洞宗 御本尊 十一面観世音菩薩
    来歴・伝承 東国の勇将といわれた壬生良門の家臣・林太郎定元は、良門に追放されこの地に果てた。 その後、この地に狩りで訪れた良門は、雨宿りで寄った寺の坊主が、定元の遺子であることに気づく。 定元の子は出家し空照という僧に育てられていたのだ。 良門は過去を悔いて、定元の子を林源太良元と名付け、旧稜を与え、さらに定元の菩提のために堂字を建立し、 定と林をとって定林寺とした。
    あらましを 思い定めし 林寺 鐘ききあえず 夢ぞさめける
    補足 他の札所の場所はトップページの 34札所全体図 を参照。
    境内に県の重要文化財に指定された鐘がある。鐘には西国・坂東・秩父の観音霊場の本尊と、御詠歌が刻まれている。
    所在地 埼玉県秩父市桜木町21−3
    地図

    札所の写真

    本堂。2011年9月。堂の中に堂が入っているような構造をしている。社務所は左奥にある。
    観音堂。2014年9月。12年に一度の午(ウマ)歳の総開帳のとき。御本尊の観音像を安置した厨子の扉が開かれ、 観音像と繋がった5本の紐が回向柱に結ばれている。 この柱に触ることで、観音様との御縁を結ぶことができるという。
    御本尊と繋がった回向柱に近づき、そっと触れる。 12年に一度の午歳に御開帳するのは、馬が観音様の眷属(ケンゾク)であることに因んでいるそうだ。
    本堂の側面の額。描かれているのは、林太郎定家と息子、寺号の由来である。 (上記の来歴・伝承を参照)
    本堂の右手前にある鐘。鐘には西国・坂東・秩父百観音の本尊と詠歌が刻まれている。