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    11番札所・常楽寺

    札所について

    札所番 第十一番札所 山号・寺号 南石山 常楽寺
    宗派 曹洞宗 御本尊 十一面観世音菩薩
    来歴・伝承 本尊は行基菩薩の作とされる十一面観音像で、中興開山は門海上人である。 上人は仁王門の着工中に重い病に伏せってしまう。 ある夜に金剛神が顕現し、上人の手をとり床から引き起こされ、上人の 病は治ったという。この霊験により仁王門が完成した。 往時は仁王門、観音堂、庫裡を持つ大伽藍であった常楽寺は、 明治11年(1878)の大火で焼失、現在の本堂は明治30年に再建された。
    罪科(ツミトガ)も きえよといのる 坂氷 旭はささで ゆうひかがやく
    補足 他の札所の場所はトップページの 34札所全体図 を参照。
    所在地 埼玉県秩父市熊木町43−28
    地図

    札所の写真

    常楽寺は高台の上にあり秩父市街を見下ろせる。
    観音堂。2014年9月。12年に一度の午(ウマ)歳の総開帳のとき。御本尊の観音像を安置した厨子の扉が開かれ、 観音像と繋がった5本の紐が回向柱に結ばれている。 この柱に触ることで、観音様との御縁を結ぶことができるという。
    御本尊と繋がった回向柱に近づき、そっと触れる。 12年に一度の午歳に御開帳するのは、馬が観音様の眷属(ケンゾク)であることに因んでいるそうだ。
    観音堂の側面の額。描かれた場面は、仁王門の霊験。 仁王門の着工中に病に伏せってしまった門海上人へ金剛神が顕現し、床から上人を引き起こすと上人の病は癒えたという。
    常楽寺からは秩父市街を見下ろせる。