20番札所・岩ノ上堂
札所について
札所番 | 第二十番札所 | 山号・寺号 | 法王山 岩ノ上堂 |
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宗派 | 臨済宗南禅寺派 | 御本尊 | 聖観世音菩薩 |
来歴・伝承 | 承暦元年(1077)に白河法皇が熊野に行幸した際の発願により、 この地に本尊聖観音像を安置したと伝えられる。 昔は願上寺と称し、大伽藍を擁していたが、天文、永禄の乱によって灰燼に帰し、 そのころの領主の内田氏が観音堂を再興したとされる。 観音堂は、秩父札所で最古の建物で、境内は荒川に削られた断崖に臨む場所である。 現在も内田家所有の敷地内で管理されている。 | ||
歌 | 苔むしろ 敷きてもとまれ 岩の上 玉の臺(ウテナ)も 朽ちはつる身を | ||
補足 |
他の札所の場所はトップページの
34札所全体図
を参照。 本堂の下に、乳水場と呼ばれる岩場の下から垂れる清水がある。 この清水を飲むと乳母の乳の出がよくなったという伝えがある。 |
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所在地 | 埼玉県秩父市寺尾2169 | ||
地図 |