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  • 旅日記TOP丸森町の猫神様めぐり(TOP)茗茄沢不動堂

    丸森町の猫神様めぐり「茗茄沢不動堂」

    茗茄沢不動堂

     猫碑ではなく猫に関わる御堂の紹介です。 丸森町の北西に位置する耕野地区、その南端にある阿武隈川に面したところ。 国道349号線から茗茄沢の谷間沿いに続く町道へ入り、しばくら進むと右手に現れる赤鳥居。 奥には岩壁の基部に建てられた不動堂があります。

     この不動堂の中には多数の招き猫像があるそうです。 これは養蚕が盛んであった頃に奉納されたもの。 明治から大正にかけてでしょうか。 当時の参拝者は、ネズミ除けのお守りとして、堂内の猫像を1体借りていく。 そして養蚕業が上手くいったお礼に、新たに猫像を買い、2体にして返したそう。 茗茄沢のお不動様は、倍返しの猫神社でもあったのです。

    茗茄沢不動堂-見出_01 茗茄沢沿いの町道に面した不動堂への入口。
    茗茄沢不動堂-見出_02 細い沢沿いの谷間を少し登っていくと岩壁の基部に建つ不動堂へ着く。 お堂の内部は暗く、多数あるという招き猫像は見えなかった (写真無し)。
    茗茄沢不動堂-見出_01 御堂の背後にある大岩。上部が人の頭のようだ。 この岩がある故に霊場とされたのだろう。 岩壁を刳り貫いたところに木像の不動明王像が祀られているという。
    茗茄沢不動堂-見出_04 御堂の側の岩壁に祀られていた石仏。 左手に持った玉のようなものが、風化した子供の頭のようにも見える。 十九夜塔で如意輪観音だろうか。

    基本情報

    茗茄沢不動堂

    ■所在地  :宮城県伊具郡丸森町耕野字不動
    ■施設   :不動堂
    ■関連サイト:丸森町観光協会(http://marumori.jp/
    ■アクセス :車、東北道・国見ICから約13㎞、常磐道・新地ICから約31㎞
           鉄道、阿武隈急行・兜駅から約2㎞
    ■駐車場  :なし、入口に2台分ほどのスペース

    地図の位置は赤鳥居のある入口