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  • 旅日記TOP丸森町の猫神様めぐり(TOP)細内観音堂石碑

    丸森町の猫神様めぐり「細内観音堂石碑」

    [碑01] 細内観音堂石碑

     丸森の市街中心部のすぐ西側、小高い丘にある百々石(どどいし)公園。 その入口に建つ御堂が、伊具三十三観音霊場の第7番札所、細内観音堂です。 御堂の傍らには山神や蚕供養などの石碑群。 この中に第1番目の猫碑があります。 座像の浮彫で、丸みを帯びた柔らかな輪郭と大きな目。 とても可愛らしい猫神様です。

    [碑01] 細内観音堂石碑-見出_01 細内観音堂の正面。御堂の左側に子安観音堂と石碑群が並ぶ。 猫碑は矢印の位置。
    [碑01] 細内観音堂石碑-見出_02 猫碑正面。両側に足尾山と天照皇太神宮の石碑。
    [碑01] 細内観音堂石碑-見出_01 猫碑正面。年代は天保34年 (1834)。 石碑全体の高さは約72cm。丸森町で特に大きな猫碑。
    [碑01] 細内観音堂石碑-見出_04 奥が公衆トイレのある百々石公園の駐車場で、ここを利用できる。 すぐ右下が細内観音堂。
    [碑01] 細内観音堂石碑-見出_05 百々石公園のコースマップ。 細内観音から上にある「松の平」まで30分あれば周回できるか。 展望地もあるようなので、時間に余裕がある人は散策してみてください。

     当猫碑の銘文には、年代のほか以下の詩文も刻まれています。 雪が降る朝に逝った「ふじ」という子の供養碑であることが分かります。 凝らされた意匠の立派な石碑であり、詩文からも深く愛されていたことが伝わってくる。 丸森町を代表する猫神様といえるでしょう。

     ~「今朝のゆき いきふじ花の かたみかな」~

    基本情報

    [碑01] 細内観音堂石碑

    ■石碑情報 :( 番号 / 造形 / 高さ / 年代 )
           ----------------------------------------------------
           [碑01] / 座像・浮彫 / 72cm / 天保34年 (1834)
    ■所在地  :宮城県伊具郡丸森町田町北
    ■施設   :細内観音堂
    ■関連サイト:丸森町観光協会(http://marumori.jp/
    ■アクセス :車、東北道・国見ICから約27㎞、常磐道・新地ICから約16㎞
           鉄道、阿武隈急行・丸森駅から約2㎞
    ■駐車場  :御堂の背後、トイレの併設された百々石公園の駐車場

    地図上にマークされている場所は、百々石公園の入口にある駐車場に併設された公衆トイレの付近。 細内観音堂は斜面下のもう少し道の手前にある。