旅日記TOP / 福島県の猫神様めぐり(TOP) / 猫稲荷神社
福島県の猫神様めぐり「猫稲荷神社の石碑と絵馬」
猫稲荷神社の石像と絵馬 (川俣町)
近年になって名を広めてきたであろう、伊達郡は川俣町にある猫神様スポット。 元は安政3年 (1856) 頃に創建された稲荷神社。 後の明治4年 (1871) に猫稲荷神社として改められたそうです。 かつて当地も養蚕業が盛んであったところ。猫神様にも生業の繁栄を祈ったのです。 当社には多数の猫を描いた絵馬が奉納され、150点以上のものが現存しているという。 その一部は今も社殿の中に安置されています。 そして参道の石段脇には、1基の猫碑もある。 県内でも以前から注目していた猫神様スポットです。
次に猫稲荷神社に奉納された絵馬をご紹介。 扉は施錠され社殿内部には立入れません。格子戸越しに覗きました。 このとき格子から視界に入った絵馬の数は十数点ほど。 殆どの絵馬は社殿の奥か、どこかの施設などに保管しているようです。 残念ながら暗くて肉眼ではよく見えず、 帰宅してから出来の悪い写真での確認となりました。 趣のある古い猫の絵馬。 機会があれば再訪して、もっと鮮明な写真を撮りたいものです。
最後に猫稲荷神社に奉納されたという、たくさんの絵馬を見られる機会について。 あるかもしれません。 2021年に川俣町では、道の駅に併設された施設「おりもの展示館」にて、 猫稲荷神社の絵馬展を開催しました。 そこでは150点もの絵馬が展示されたという。 私は予定が合わず見に行けなかった…。 今後、再び絵馬展が開催されることがあるかもしれません。 再開を期待しています。
基本情報
■石碑情報 ・象容:姿勢不明、浮彫でなく線刻、顔の他に猫という文字の線刻がある ・石材:花崗岩 ・年代:不明 ■所在地 :福島県伊達郡川俣町西福沢大木戸山 ■施設 :猫稲荷神社 ■アクセス:駐車場なし、車で東北道・二本松ICから約18㎞
旅日記TOP | △TOP | 前へ戻る |