福島県の猫神様めぐり「二十三夜堂石像」

二十三夜堂石像 (伊達市)

　二十三夜堂に祀られている猫神様の石像は、 県内でも特に細部の状態がよく残されているものでしょう。 顔では目、鼻、口、ヒゲなどの細部が分かります。 座像で尻尾が右から回り、先端は両前足の位置に。 頭が大きく全体的に丸っこい、子猫のように見える姿。 そして顔が上向き。 二十三夜堂だから、月が昇る天を見上げているのか。 誰かを待っているような、出迎えているような、期待の眼差し。 とても可愛らしい猫神様です。

二十三夜堂。小さな社の両脇に猫像と石碑。

社の向かって右側に二十三夜と彫られた石碑、左に猫像。

御堂の向かって左側から。

立派な台石の上に座っている。頭が大きく全体的に丸っこい。子猫のような印象にも受ける。

顔の細部の彫がよく残っている。 目、鼻、口、ヒゲの形が分かる。

尻尾の先端が両前足の上に乗っている。 上向きの顔に期待の眼差しを感じた。 誰かを待っているような、出迎えているような。 ただいまと言いたくなった。

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