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夏祭・天王様 ~迫力の人形や提灯の山車~ (2014/07)
(※昼のみで夜は訪れていません)
天王様 7月12日(昼)
天王様の山車の曳き廻しは、八雲神社御仮屋の前に集合してから始まります。
神主様による祈祷、主だった重役の方々の挨拶の後です。
その後、山車は以下の地図上のルートを重点的に曳き廻されるようでした。
(往復して通ったりもする)
12日の昼頃(私が居たのは12時から14時まで)は、予想したほど人で混雑せず、
屋台もあまり設置されていませんでした。クライマックスは、提灯山車の出現する夜からか、
18日からなのでしょう。
山車は、八雲神社の山車(神輿を台車に乗せたもの)以外に8台あり、
市街中心部の各地区で管理しているもので、以下の8台を見かけました。
精巧で凛々しい顔に、豪華な装飾が施された立派な人形と山車です。
12日の昼頃は、織田信長、日本武尊、神武天皇、素戔鳴尊(東)、の人形山車は見かけず、
18日に全てが揃っていました。なお、東一の地区の山車は人形は無かったようです(詳細は不明)。
【 地区(旧名)毎の山車と人形 】
本壱・・・素戔鳴尊(スサノヲノミコト)
本二・・・武内宿禰(タケノウチノスクネ)
本三・・・神功皇后(ジングウコウゴウ)
仲町・・・織田信長(オダノブナガ)
志ん一・・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
志ん二・・神武天皇(ジンムテンノウ)
東・・・・素戔鳴尊(スサノヲノミコト)
東一・・・不明(修繕、制作途中?)
【 徒歩で山車を追いかけたルートの地図 】
(以降、写真が多くなるので、一覧で表示&ビュワーで拡大表示&閲覧するようにしています)
神功皇后の人形.兄さんの背中がカッコイイ.集合前の準備中
神功皇后の人形.天王様の紅一点.凛! 山車や人形の維持管理は大変だろう
武内宿禰(タケノウチノスクネ)の人形.集合前.既にお囃子が始まっている
武内宿禰の人形.揺れる山車の櫓の上は危険だがカッコイイ
素戔鳴尊(スサノヲノミコト)の人形.ロープを使えば大勢で曳けるのだ
兄さん達、カッコイイ!.山車は市内の街灯や電線に届く高さだ
遠巻きから集合しているところを眺める.まだ屋台の殆どは設置されていない
集合して散開した後で撮影.奥の神輿は18日に動かす.礼拝しました
八雲神社御仮屋から散開、地図上の交差点②.ハンコ屋は地で祭モードな看板
本壱、本二、本三の山車が集まって交差点で広がり始めた.何が始まる?
山車が向かい合った! いい眺めだ! しばらくして背後からも山車の気配が...
仲町の山車(織田信長ではなく提灯モード)も来る!
4台(本壱、本二、本三、仲町)の山車が向かい合う!(背後に本壱)
昼でも提灯山車が見れてよかった~! (昼も12日は提灯山車が出るのは通例?)
志ん一、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の山車も提灯モード.提灯の竿を持った姉さんカッコイイ
天王様 7月18日(昼)
天王様の2日目、18日です。この日は金曜日の平日でしたが、大勢で賑わっていました。
屋台も主だった通りに隙間なく並んでいます。
この日は、八雲神社御仮屋に集結した直後に、久喜駅西口のロータリーで再集結しました。
全ての山車が一同に会し見渡せるのは壮観でした。お昼の休憩時間にそっと仕事を抜け出して
見に来るだけの甲斐はあります(埋め合わせは残業で…)。
12日の昼には見ることができなかった、仲町の織田信長、志ん一の日本武尊、志ん二の神武天皇、
東の素戔鳴尊も揃っています。なお東一の山車だけ人形を乗せていませんでした(詳細は不明)。
なお18日は動画を撮りました。動画はyoutubeにUPしており、総再生時間は7分程です。
お時間ありましたらご覧ください…。
【 18日の動画 】
以降は、写真の一覧です。4枚目からは一覧&ビュワー表示としています。
(以降、写真が多くなるので、一覧で表示&ビュワーで拡大表示&閲覧するようにしています)
織田信長、一番若い人物(時代が)の人形だ.竜の彫り物が見事
殿の拡大.顔の造形が精緻.天下布武のポーズ(想像)
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の人形.写真は地図の光明寺・入口でのもの
若々しい表情に俊敏そうな構え.被って片手でまくった薄衣がオシャレ
素戔鳴尊(スサノヲノミコト)の人形山車.木目の見える山車の彫り物がよい
猛々しい表情のスサノオ.邪気を払ってくれそう.後ろの兄さんもカッコイイ
駅前のロータリーに集まって来た.正面は志ん二・神武天皇
駅側からの眺め.山車は高く奥の歩道橋下は通過できない
タクシー乗り場から.関係者以外は山車の輪に接近してはならない
みんな揃った! 向かい合った! お昼のクライマックス?
中央に八雲神社の神輿を囲んで8台の山車が勢揃い!
タクシー乗場の舞台にて.狐面?の役者とお囃子.こっちも見逃せない
この後で山車は光明寺前に移動していった.おじさんの背中が渋カッコイイ
終わりに
埼玉県久喜市の夏祭、天王様。12日と18日の2日間を楽しく見物することができました。 豪華で迫力ある山車の行進は、平日でも見に行く甲斐は十分にある見ごたえでした。 来年は夜に訪れて、赤く輝く提灯山車を眺めたいものです。 久しぶりに祭を見て興奮し、老若男女が協力し合う地域に根ざしたイベントは 平和的で良いものだな、と思いました。 隣人に優しく、若者が元気で、お年寄りが敬われ、伝統が受け継がれる、美しい光景です。 私も敬遠していた地元のお祭りに参加してみようかな…。
■旅日記・神明神社:久喜市の神社.長さ500m以上の参道林が壮観
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