第1調節池・谷中湖 撮影地点・F04
谷中湖の東を流れる水路沿いの道路で、地点E03の水路前と、地点F05との中間です。 東側は背の高い越流堤のある堤防で、道路との間にはヨシ原も広がっています。 ヨシ原の中には谷中村が存在していた頃に機能していた堤防と排水施設の遺構が残っています。
(ヨシ焼の後)
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(越流堤の前)
古い堤防跡の先、越流堤の前まで道(轍・踏み跡)が続くので進んでみた
目の前に越流堤の側面.更に手前まで近づいてみる
水門のある越流堤の北端の方まで道(轍・踏み跡)は続いている
越流堤の南端に続く道(轍・踏み跡).地点F03付近まで続くようだ
越流堤の前に方形の格子状の穴が続いている.流入の衝撃緩和の構造?
越流堤の直前.大きく滑らかな堤体.これ以上は近づけない
越流堤の直前から見た北端の方向.この大きさに用途はほぼダムだな
越流堤の直前から見た北端.ここまで近づくのはルール違反かもしれないな…
越流堤の前に続く方形の穴.VLSのようなミサイル発射口みたい
(ヨシ焼の後)
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(排水施設跡)
煉瓦で作られた排水施設の跡.ここから思川まで繋がっていたそうだ
コの字型で基部のみが残っている状態? 水が溜まっている
排水施設の中にまでヨシが生えている.ヨシ焼で中と周囲も焼けた様子
側壁など赤煉瓦で組まれている.端は崩れかかっている.栃木県の土木遺産
夏季は周囲が茂ったヨシや草で覆われて近づくのが難しくなるだろう
周囲のヨシを刈ったり、側壁を補修したり、などの保護はされていない様子
荒野に残された遺跡といった観だ.夏季にも再訪してみたい
今は埋まっているが、かつては谷中村域の水を思川まで流していたのだ
谷中村の住居跡や共同墓地と共に現存する遺構がこの排水施設跡だ
(ヨシ焼の後)
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(遺構へ)
ヨシ焼の後日.谷中村の排水施設跡を見に来た.水路沿いをここまで進むと…
越流堤と水路の間にあるヨシ原へ続く道(轍・踏み跡)がある
尖ったヨシの根元で自転車だとパンクの心配があるので徒歩で進んで行く
途中で気になる物体.第1北・C02でも似たような物体がある.何コレ?
周囲は広範囲に焼けていた.道を進むと昔の堤防の土盛りに近づいて行く
道から昔の堤防の土盛りの中に排水施設跡が見える.目立たない
地点F05の方向.谷中湖に沿って曲がってゆく
漁のものか、小舟がいくつか係留されていることも
地点E03の方向.いつ来ても釣人を何人か見かける
水路の始点、地点F05が近付いてきた.流れが強くなってくる