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  • 旅日記TOP工場鑑賞:鹿島臨海工業地帯 (3)-(2012.09)

    鹿島臨海工業地帯 (3)-(2012.09)

    工場鑑賞の旅、第4回目。場所は茨城県の鹿島灘に面する鹿島臨海工業地帯です。 ここに訪れるのはこれで3回目。まだ見ていない場所や撮影ポイントがたくさん残っているので、これからも訪れるつもりです! 今回の目的は鹿島電解さんの施設の夜景の撮影です。 夜の闇に浮かびあがった白い工業塩の山と、その奥に輝く石油化学工場が神秘的でした。 でも予想よりこの日は塩の量が少なかった…。
    (写真「鹿島電解さんの工業塩ヤード」)

    港公園と展望台

    最初に港公園の展望台に来ました。鹿島臨海工業地帯に来たら、必ず訪れたい場所です。 遮るものなく、T字型の鹿島港を見渡せます。左(北)に新日鐵住金さんの大製鉄所、 右(南)に鹿島石油さんの製油所、その奥に三菱石油さんをはじめとする石油化学工場が広がります。 何度見ても見飽きない大迫力の光景です。

    T字型の鹿島港の中心部分にある港公園
    港公園 展望台 港公園の展望台.棒の先端に皿が乗っているような形.展望台には震災による被害はなかったという. 階段かエレベータで皿まで昇る.皿というかUFOっぽくも見える.
    新日鐵住金 製鉄所 展望台から新日鐵住金の製鉄所.大きな貨物船が停泊している.鉄材を積み込んでいるのだろうか. 2つのガントリークレーンが忙しそうに稼働していた.
    鹿島港 鹿島石油 展望台から鹿島石油の製油所.今日は大型タンカーが停泊していない.1隻の船が中央航路を出港してゆく.
    鹿島港 鹿島石油2 展望台から降りて、港公園の護岸から鹿島石油の製油所.パトロールの船が通過してゆく.
    新日鐵住金 倉庫 港公園の護岸から、新日鐵住金の倉庫とガントリークレーン.クレーンが主人を待つ番犬のように見えた. ちょっと寂しげ….

    鹿島神宮

    時刻はまだ15時前。日暮れまでの時間を潰すため、以前から気になっていた鹿島神宮を訪れることにしました。 鹿島神宮は、入口からタブノキなどの巨木があり、境内の参道には大きな杉並木が続いています。 参道脇には神域とされる森が広がり、境内全体が静謐な空気に満ちていました。 厳かな雰囲気に、あまりカメラを取り出して撮影したい気分にはなれませんでした。 本殿と奥宮の背後には大きな杉の御神木が立っています。 特に本殿の御神木は大きく、推定樹齢は1200年ほどと云われます。 本殿の御神木は、社の囲いの中にあり、近づくことができないのが残念です。 本殿は絢爛で立派な造りですが、奥宮の風格の際立った雰囲気と造りが好きでした。 鹿島神宮、立派な社と御神木、そして神秘的な神域の森に囲まれた空間に感動しました。

    鹿島神宮に見所は多い.広い境内には本殿の他に、宝物館、鹿園、杉並木の参道、奥宮、要石、御手洗、などがある. お茶屋のような売店で軽食を取りながらゆっくり参拝したい.
    鹿島神宮 奥宮 鹿島神宮の風格の際立つ奥宮.本殿とは違い、奥宮の御神木は社の囲いの外にあるので根元まで近寄れる. ずっとヒグラシの鳴き声が聞こえていた.あまり写真は撮らなかった.

    夜の鹿島港

    時刻は17時を過ぎ、少し暗くなってきました。そろそろ、本日メインの撮影場所まで移動します。 鹿島港の中央航路に面する鹿島電解さんの工業塩ヤードが良く見える場所、対岸の中央航路の護岸です。 塩山、山盛り山盛り~と脳内で怪しい歌を再生しながら、いざ目的の場所に着くと、びっくり! 塩山の量が予想の半分以下ほどだったのです。輝く塩山が主体の撮影はできませんでした。

    車は県道255の中央航路の護岸に近い場所の路肩に停めた.長時間の駐車や、迷惑な駐車はよくない. お巡りさんは、ここまでパトロールに来ている.
    鹿島港 鹿島電解 17時くらいの撮影.まだけっこう明るい.塩の量が予想以上に少ない. もっと山盛りの時を狙って再来したい.
    鹿島港 鹿島電解 少しズーム.フルサイズ用で200mm以上の望遠レンズが欲しいと思う今日この頃. 左端の塩山に、青いブルドーザーのような重機が乗って仕事している.
    鹿島港 鹿島電解 18時過ぎ.予想以上に塩山が目立たない.量が少ないのと撮影の腕前が悪いからか…. でも奥の石油化学工場の施設群が見えている.望遠レンズを持って出直そうと思う.
    鹿島港 鹿島電解 少しズーム.予想より全体的には照明が少なく暗いような.奥の石油化学工場が輝いている….

    終わりに

    4回目の工場鑑賞は、鹿島臨海工業地帯の再再訪問で、夜の港を鑑賞できました。 満足のいく撮影をすることはできませんでしたが、夜の港の工場も中々味わい深いものでした。 今回は当初の目的の工場鑑賞より、鹿島神宮での参拝と境内の散策のほうがより感動は大きかったです。 港の夜景撮影と、塩山の山盛り、いつか再挑戦です!