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毘沙門天のスギ
巨木の写真


















巨木の詳細情報
巨木の名前 | 毘沙門天のスギ | 幹周/樹高 | 7.0m / 29.0m [1] | |
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樹種 | スギ(杉) | 保護指定 | 足利市指定天然記念物 | |
推定樹齢 | 600年(現地解説板) | 所在地 | 栃木県足利市大岩町(最勝寺) | |
撮影日/状態 | 2015.11.30 : 落雷による損傷があるが樹勢良好な様子 | |||
アクセス | ||||
車 | 北関東自動車道・足利ICから約12km(太田桐生ICからは約9km) | |||
電車 | 両毛線・足利駅から約8km(山前駅からは約6km) | |||
備考 | 周辺は路線バスの沿線外。 ハイキングか歩くこと自体が目的でない限りタクシーやマイカーの利用が現実的。 私は行道山への縦走を兼ねて訪れたた。詳細は以下の登山記録 [4] にて。 | |||
参考情報 | ■外部ウェブサイト [1] 巨樹巨木林データベース :毘沙門天スギの登録あり(1988年度の調査記録) [2] 足利観光協会 :鑁阿寺、足利学校、フラワーパークが特にオススメ ■少遠景の記録 [3] 旅日記・足利学校と鑁阿寺 :足利を代表する史跡と古刹を巡る記録、写真多め [4] 登山記録・行道山 :足利ハイキング、織姫神社から大岩山最勝寺を経て行道山因寺まで縦走 [5] 巨木・鑁阿寺の大イチョウ :足利市内、県内最大の大イチョウ [6] 巨木・竜泉寺のカヤ :足利市内、県内最大の大カヤ [7] 巨木・フラワーパークのフジ:足利市内、世界が認めた美しい大フジ |
巨木の地図
巨木と雑記
毘沙門天のスギは、足利市の大岩山にある最勝寺の御神木であり、市内で最大の杉。 幹の南側は、2つに分かれており、これは落雷によって裂けた跡だと考えられています。 落雷による損傷を受けていますが、先端の梢も青々と茂り、樹勢は悪くない様子。 市内を代表する杉の御神木として、末永く立ち続けてくれることでしょう。 栃木県の南部に位置する足利市。市街地は渡良瀬川を中心にして広がっています。 ここは、室町幕府を開くに至った足利氏の本拠地であった歴史ある地域。 足利氏の居館であった場所に残る鑁阿寺(本堂は国宝)や、 日本最古級の学校史跡とされる足利学校(日本遺産の構成文化財)が有名です。 足利市の北部の一帯は、標高は低いながらも600m台をピークとした山間部。 市街地まで伸びた尾根からは、気軽なハイキングコースして、親しまれており、 山域に点在する城跡や寺社なども魅力です。 市街地の中心部に近い織姫神社から北へ、 更に市街地を見下ろせる両崖山から北に、最勝寺のある大岩山があります。 ハイキングコースの詳細は登山記録 [4] をご参照ください。 最勝寺は大岩毘沙門天と呼ばれ、奈良の信貴山、京都の鞍馬山とともに日本三毘沙門天の一つ。 伝承によると、創建は天平17年(745)、 行基菩薩が神託(夢のお告げ)により、この地に金の神像を祀ったのが始まりとされる古刹です。 現在の本堂は、宝暦12年(1762)の再建された古建築。 平成5~6年度に実施された解体修理と、発掘調査では、 平安時代の末期に遡る遺物が出土しており、当時からこの堂字が存在していた ことが確認されています。
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